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Baby Green P.H


Baby Green Pilates HISAKO "晴耕雨読な 思う様なる 記すナリ"
by hchabe
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「愛の教典」 …親愛なるアラーキー荒木経惟様

10代後半よりエロスの極みとも言える写真家・アラーキーこと荒木経惟を敬愛している。

その昔、荒木経惟のある写真集を書店で立ち読みしていたら、涙が溢れて止まらなくなった。
その内容は、奥さんである故陽子さんが
亡くなる直前までに毎日作っていた食事を、
至近距離で撮影したものだった。
白く濁り焼かれた魚の目のどアップや色とりどりの艶を出す野菜のどアップ
生々しいソースのかかったお肉に深い山吹色の半熟卵のどアップ…
その食事の数々は血となり肉となるアラーキーに対する愛が溢れ
陽子さんを食べてしまいたいと思う程の愛が画面からはみ出していて、
その画面が途切れた時、
陽子さんが消えて亡くなった事を痛切に感じ
声を上げてしまう程に涙が溢れて止まらなくなった。

これまでの後悔のうちの一つ、
その写真集を買わなかったことがいつまでも尾を引いている。

先日、NHK BSで荒木経惟の特集番組が放映されるというので
「NHKで放映されるのか?」と疑心暗鬼ながら楽しみに観てみると、
のっけから過激なエロ写真が画面いっぱいに表れ
変なおじさんアラーキーはありのままの姿で映されていた。
公園を走る子供を後ろから追いかけ、
寝転ぶ家族の寝込みを襲い、
突然被写体として選ばれし者の顔は綻びの微笑みでいっぱいになる。
そんな姿のアラーキーを観ていたら、涙が溢れて止まらなくなった。

なぜだろう?
号泣する程止まらない。

一体、何故だろう??


「あの人の写真は見ていられない」
そんな言葉を発する友人を横目に、
一見、エグくてエロくて思わず目を反らしてしまうような写真の数々に
私は吸い込まれそうになる程に、食い入って見つめていた。
荒木経惟の写真には、溢れんばかりの愛が込められている。
込められるというより、収まらない愛に押し流される感じ。

そう、あの人の写真は「愛」そのもの。
幸せの根源が詰まっている。
心とか潜在意識とか脳裏とか記憶とかトラウマとか身体とか思い出とか想いとかヴィジョンとか…
目に見えない所に畳み掛ける様に愛のシャワーを降り注ぐ。

まるで浄化される様に、
アラーキーを見ている間中、
涙が止まらなかった。

近年撮り続けているらしい様々な人々の顔には
幸せいっぱいの笑顔が溢れていて、
それは、
アラーキーの汚れのない純真無垢な無償の愛に引き出された幸せの一片。

どんな教程や聖典や教典を読むより、
アラーキーの写真の向こうから溢れ出る笑顔の数々を見るだけで
「“愛”とは何か」
それを第六感で感ずる事ができる。

それだけで充分。

それだけで、満ち満ちる自分に出合える。


太陽の様な人とは、アラーキーの事を言うのではなかろうか。


そんな荒木経惟を敬愛し、想い咀嚼して生きていこうと思う。


そして、
あの陽子さんの食事の数々が写った写真にまたいつか出逢ったら
今度こそその写真集と共に家に帰ろう。


あの写真集こそ、愛の教典。



  妃佐子
# by hchabe | 2009-10-17 23:58 | ヒビコレ

塵、という存在



天の神は 光と闇を与え


地の神は 生あるものを温かく包み 時に命を揺るがす


火の神は 知恵と再生を産み


風の神は 種子を運び 雲を作り


水の神は 大地を潤し 洗い清める




人はその下


魔と 真の 間に間に


揺れ動く


儚くも脆い 一葉の


宇宙の塵
# by hchabe | 2009-10-12 00:18 | ヒビコレ

幸甚

幸甚に存じます:非常に有り難い、幸せだと思うこと・さま。主に手紙などに用いる。
# by hchabe | 2009-10-11 23:16 | おべんきょう

これが私のbiasaなのだ☆

先日、自ら家族へ向けて、宣言した。

「23才までに結婚してお母さんみたいに主婦になって子供産んでそんな風な普通の幸せを求めてやってきたけど、流石に30も後半になってきてその理想からかけ離れた現在を思うと、それは私の普通じゃないってことがよー‥く解った!一般的に見たら一般的じゃないけどそれが私の普通、もう仕方がないからこの事実を受け入れ我が路をまっとうする事にしました!宜しくお願いします!!」


なんだかとぉーーー‥っても、スッキリした。


そういえば、
小学生の時に「3年奇面組」と「パタリロ」という漫画を愛読していて
本気で「変態は地球を救うんだ!」と気がついて、
その時「変態になろう。」と心に決めた。

あれから20年後には「ド変態」と言われる様になり、
踊りの友人からは「アナタは異色なんだから」と真顔で言われた。
‥なにげに夢は達成している模様。
本人はつい最近気がついたけど‥


因に現在の夢は「歌って踊れるメシの美味いお母さん」です。


そして、10月から職業訓練校に通い「創業・会社設立運営科」にてお勉強が始まる。

…そういえば、
6月の日記(6/4日記「青天の霹靂」より)で、
「マーケティング勉強しようかな…」なんて言ってたっけ。
受かった科にはそのベンキョウも含まれている。
いや、それだけではないくらいだけど…


そう、またまたリセットされ新たな始まりを迎えようとしている今現在。


先日、横尾忠則のY字路の公開制作(8/28日記「岡本太郎 vs 横尾忠則 公開制作」より)を観に行って、
出来上がったものはどちらの道を選んでも暗くて怖そうな道だった。

いずれにしても向かうところは同じなんだなー‥って、思った。


だから、

大事に抱えている信念と共に、

とにかく案ずるより産むが易、

天と地と人とが繋がり自らが築いた家族と共に生きる明るい未来を想い描いて、

これまでに養ったものを余すことなく

自然と音楽と踊り‥その他の私を育ててくれたもの達へ還元して生きていきたい‥



そんな風に思う秋の夜長。
# by hchabe | 2009-09-16 23:25 | ヒビコレ

秋ですね… 踊ります。

今年の夏は、

バリで踊りの修行したり、

中国で今世紀最長時間の皆既日食を拝む事ができたり、

緑の眩しい山とはらっぱの中で踊り素敵なライブに出逢ったり、

小さな恋の蕾が花開く前に淡い色のまま落ちてしまったり‥

そんなこんなも、

人が進化する為の経験。

芸の肥やし。


そんなひと夏の思い出がずいぶんと昔の事の様に思えるこの頃、

新たなサイクルを迎えようとしているようです。


*10/3 (sat) @CAFE UBUD (大崎ゲートシティ内)
 1st 18:30〜 ガボール(根津聖羅)/パンジスミラン(妃佐子)
 2st 20:30〜 パンジスミラン(妃佐子)/トゥドゥン サリ(根津聖羅)
 ご予約・お問い合わせは直接お店へご連絡ください。
 http://www.cafeubud.com/cafeubud/
 ※2ステージ続けてご覧になるお客様のみチャージ500円。
   1ステージのみの場合はノンチャージで。
  20:30〜の回をご覧頂く場合、ご予約は20時〜でお願いします。


*10/25 (sun) 「ハロウイン仮装Live Party」@BAR Chit Chat(新百合ケ丘)
open/18:00〜00:00
stage/未定


*11/14 (sat) @CAFE UBUD (大崎ゲートシティ内)
 1st 18:30〜 演目未定
 2st 20:30〜 演目未定
 ご予約・お問い合わせは直接お店へご連絡ください。
 http://www.cafeubud.com/cafeubud/
 ※2ステージ続けてご覧になるお客様のみチャージ500円。
   1ステージのみの場合はノンチャージで。
  20:30〜の回をご覧頂く場合、ご予約は20時〜でお願いします。


興味をお持ち頂いて
貴方様とのお時間が合えば、
踊りを観に是非お越し下さいませ。


 妃佐子
秋ですね… 踊ります。_c0116471_2362575.jpg

# by hchabe | 2009-09-16 23:07 | バリ舞踊☆踊りの告知

profile**memo

妃佐子ー
Penari(バリ舞踊)

オンガクに身を委ね、
歌い、奏で、自由に舞う…幼少時から変わらぬ遊び。ポップ、ロック、パンク、ニューウェーヴ、テクノ、エレクトロ、ジャズ、プログレ、ノイズ…
様々な音に身を委ね奏で、いつしか音の波に乗る快楽ートランスを追い求め、その欲求はバリ・ガムランとの出逢いを生む。
…そして2005年、
バリ舞踊との出逢いから5ヶ月が経とうとする頃、インドネシア・バリ島に赴き偶然訪れた寺院の儀式にて、突如として初のステージを踏む。
芸術の神サラスワティ(日本では芸能の神・弁天様)の下、偶然は必然と身を以て体感し、踊りに身を捧げる決意を結ぶ。
神々の島バリの日々の暮らしに息づくガムランミュージックと舞踊は、自然や精霊と人とを繋ぐ欠く事の出来ない芸術。

…それから、小泉ちづこ、イヴ・スシラワティを師事し踊りの修行にバリ島へ通い、瑞々しく生い茂る緑の躍動感と花々の優雅な艶かしさ、陰と陽、表と裏、光と闇…闇夜に浮かぶ満月の様な表裏一体の美しさとを学ぶ。

そのダルマを体現し、
ジャンルレスに
ボーダレスに、
コノ世に生を受け
天国へ昇るまで
地と天を繋ぐ柱となり
バリ舞踊でのartは続く。

オドリレキ
http://hisacoabe.exblog.jp/i22

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